目次
- はじめに
- iDeCoってざっくり何?
- 僕がiDeCoを始めた理由
- 実際どのくらい節税できた?
- メリット・デメリットを正直に話すと
- 僕が考えるiDeCoの向き・不向き
- まとめ
はじめに
こんにちは、KAZE ERAです。
今日は「iDeCo(イデコ)」について、僕のリアルな体験をもとに書いてみようと思います。
このブログを読んでくれている方の中には、太陽光投資や節税に興味がある方も多いと思いますが、
iDeCoも“ほぼ確実に節税できる制度”として外せません。
でも正直なところ、僕も最初は「なんかややこしそう…」「途中でやめられないって聞いたけど大丈夫?」と不安でした。
この記事では、そんな僕が実際にiDeCoを始めてみてどうだったか、メリット・デメリット含めて僕目線でまとめてみます。

iDeCoってざっくり何?
まず、iDeCoは「個人型確定拠出年金」の略で、簡単に言うと“自分で積み立てていく年金”です。
毎月決まった額を積み立てて、投資信託などで運用し、60歳以降に受け取るという仕組みになっています。
特徴は以下の3つ:
- 掛金が全額所得控除になる(=節税になる)
- 運用益も非課税(通常は20.315%かかる)
- 受け取り時にも控除がある
つまり、「運用も節税もできる制度」なんですね。
ただし、注意点もあって
- 原則60歳まで引き出せない(=流動性ゼロ)
- 掛金に上限がある(会社員なら月23,000円)
- 商品ラインナップは金融機関ごとに違う
このあたりは後で詳しく触れます。
僕がiDeCoを始めた理由
僕がiDeCoを始めたのは、40代に入ってからです。
ちょうど子育てと老後の両方が気になる時期になって、
「年金だけでは不安」「今のうちに節税もしたい」と思うようになったのがきっかけでした。
その頃ちょうどNISAとiDeCoの比較記事を見て、
「節税効果があるなら、やらない理由がないな」と思い、思い切って申し込みました。
僕の場合、会社員なので月23,000円が上限。
金融機関はSBI証券を使っています。
実際どのくらい節税できた?
これは人によって違うんですが、僕の場合:
- 年収:約700万円
- 配偶者なし、扶養1人(子ども)
この条件で、iDeCoを年間276,000円(=月23,000円)積み立てると、
大体5〜6万円ほどの節税になっている計算です(所得税+住民税の軽減)
投資信託の運用益も非課税なので、仮に年利5%で運用できれば、20年以上後の差はかなり大きくなります。
もちろん将来の相場次第ですが、「節税+非課税運用」がダブルで効くのはやっぱり強い。

メリット・デメリットを正直に話すと
実際にやってみて、「これは良かったな」という点と、「ちょっと気になるな」という点をまとめてみます。
メリット
- 節税効果がすぐに出る(確定申告or年末調整)
- 放っておいても老後資産が貯まる
- 国が用意した制度なので安心感がある
デメリット
- 60歳まで引き出せない=急な出費に対応できない
- 積立額が決まっている=柔軟性が低い
- 商品によっては手数料が高い(※金融機関選びが大事)
- 受け取り時に退職金控除枠を圧迫することがある(会社の退職金が多い人は注意)
特に、会社でしっかりした退職金制度がある人は要注意です。
iDeCoを一時金として受け取ると、退職所得控除の枠をiDeCoと退職金で“分け合う”ことになります。
うっかり退職金と重なってしまうと、せっかく運用して増えた分が課税対象になるケースも。
受け取り方(年金形式 or 一時金)やタイミングを工夫すれば対策できますが、
「節税になると思って始めたのに、出口で損した…」なんてこともあり得ます。
僕が考えるiDeCoの向き・不向き
iDeCoって「誰でもやるべき!」みたいに言われることもありますが、正直、向き・不向きはあると思ってます。
向いてる人
- 安定収入がある会社員・公務員
- 節税をしっかり活用したい人
- 老後資金の準備をしたい人
向いてないかもな人
- 収入が不安定で、急な出費が多い人
- 投資よりもすぐ使えるお金が必要な人
- 転職や独立を考えていて制度変更が多そうな人
僕は、「節税しながら老後に備える」という意味でiDeCoを使って、
「キャッシュフローを生む投資」として太陽光を活用する、という2本立てにしています。
まとめ
iDeCoは、長期的な資産形成+今すぐできる節税として、かなり優秀な制度だと思います。
ただし、「60歳まで引き出せない」という点があるので、そこを理解した上で“他の資産とバランスを取る”ことが大事。
そしてもうひとつ、「受け取り時の税金」にも注意。退職金がしっかり出る人は、出口で課税されすぎないよう、
iDeCoとのバランスを事前に考えておくと安心です。
NISAと違って「節税額が明確に見える」のも、モチベーションになります。
もしまだ始めていない方がいたら、
一度シミュレーションしてみるだけでも価値はありますよ。
以上、40代サラリーマンが実際にiDeCoをやってみた話でした!
「KAZE ERA LIFE LOG」
自由と責任をテーマに、シングルファーザーがセミリタイアを目指すライフログです。
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