
税務目線でわかりやすくまとめてみた!
今回は、太陽光投資を始めるにあたって気になる「経費」についてまとめてみました。
「どこまでが経費になるの?」「これってプライベート用だから無理?」と、僕自身も最初はモヤモヤしてたので、調べまくった内容を整理しておきます!
経費になるもの一覧(太陽光投資に関係する支出)
まず、「経費になる=課税所得から差し引ける=節税になる」という考え方です。
節税したいなら、この“経費として落とせるかどうか”がめちゃくちゃ大事。
以下は、実際に太陽光投資で“経費にできる”ものたちです👇

✅ 1. 設備費・工事費(初期投資)
- 太陽光パネル・パワコン
- 架台や配線工事費
- 電気工事やフェンス設置
→ これは当然ながら「資産」として扱われ、減価償却して数年に分けて経費化されます。
✅ 2. 売電関連の契約手数料
- 名義変更手数料
- 申請代行費用
- 信販ローンの手数料
→ 売電事業を始めるためのコストなので、基本的にOK。
✅ 3. 融資関連の費用
- 信販会社への保証料
- 金利(支払い利息)
→ 元本は経費になりませんが、「金利部分」はちゃんと経費にできます。
✅ 4. 現地視察・管理にかかる費用
- 発電所の見学や現地訪問の交通費
- 車のガソリン代(※事業割合)
- 高速代・駐車場代など
→ 完全にプライベート利用じゃなければ、事業関連として按分OK!

✅ 5. 税理士報酬・会計ソフト代
- 確定申告を頼んだ税理士費用
- freeeなどのクラウド会計ソフト代(月額1000〜2000円ほど)
→ 節税のための支出ですし、もちろんOK!
✅ 6. 通信費・消耗品・事務用品
- 印刷用のインク、プリンター、ファイルなど
- 発電所管理に使うスマホ通信費(事業使用分)
→ 基本は按分して一部を経費にします(例:事業でスマホを3割使ってるなら3割分だけ)。
✅ 7. 火災保険・自然災害保険など
→ 設備を守るための保険料は、全額経費にできます。
経費にならないもの(注意!)
反対に、これは「経費にならないよ」という代表例も紹介しておきます👇
❌ 土地の購入費用
→ 土地は減価償却もできないので、原則として経費にはできません(固定資産税はOK)。
❌ 個人の生活費
→ 家族旅行・自家用車の全額ガソリン代・日常のスマホ代など。
→ 明らかに“仕事と関係ない”とみなされるものは対象外です。
❌ 元本の返済
→ 信販ローンや借入金の「元本」は経費になりません。
→ 経費になるのは“支払い利息”だけです。
経費にするためのポイント(実体験から)
ここからは実際に準備していて「これは大事だな」と感じたポイントです👇
✅ 領収書・請求書はぜんぶ保管!
Amazonの注文履歴や、メールで来た請求書もPDFにして保管してます。
freeeに取り込むとラクなんで、後回しせずすぐ保存が正解。
✅ プライベートとの“割合”を決める
ガソリン代やスマホ代など「一部は仕事・一部は私用」のものは、事業使用分だけ経費に。
→ freeeでは「按分機能」があるので自動で振り分けられます。
✅ freeeを使うと自動で処理できてめっちゃラク
freeeに銀行・カード・信販の明細を連携させると、自動で仕訳候補が出てくるので、経費計上のミスが減ります。
初心者でも「迷ったら“事業経費”で登録」して、あとから税理士さんに見てもらう流れで安心です。
まとめ
- 太陽光投資で経費にできるものは意外と多い!
- 設備費・金利・交通費・税理士費用・保険料などが代表例
- 土地代や生活費はNG、元本返済も対象外
- 領収書管理とfreeeの活用でスムーズな経費処理が可能!
初年度はとくに支出が多いので、しっかり経費を計上することで節税に直結します。
「これも経費になるかな?」と迷ったら、とりあえず記録しておくのがおすすめ!
「KAZE ERA LIFE LOG」
自由と責任をテーマに、シングルファーザーがセミリタイアを目指すライフログです。
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